16人セクハラの教諭停職 広島県教委
2008.11.14 20:19 産経新聞
広島県教育委員会は14日、女子生徒や女性教諭計16人に体を触るセクハラ(性的嫌がらせ)行為を校内で繰り返したとして、県西部の県立高校男性教諭(49)を停職3カ月の懲戒処分、監督不十分として当時の校長(59)を厳重注意とした。
県教委によると、男性教諭は平成17〜18年、補習の指導中に女子生徒11人の腕や太ももを手のひらで触ったり、同僚の女性教諭5人の腰に手を回すなどした。
18年11月に生徒が担任に相談し発覚。男性教諭はその後病気休職し、今年10月まで聴取できなかった。「教えたはずのことを(生徒が)覚えていなかったのでやった。セクハラの意識が薄かった」と認めたという。