市立高校の教諭を戒告 福岡市教委
2008.8.29 21:03 産経新聞
福岡市教育委員会は29日、車の運転をめぐり口論となった男性に軽傷を負わせたとして、同市立高校の男性教諭(45)を戒告処分にした。教諭は傷害容疑で逮捕されたが、不起訴処分となっている。
市教委などによると、教諭は7月7日夜、同市内を運転中、前に割り込んできた車の男性と口論になり、その場を立ち去ろうと車を出したが、男性が車の屋根に上ったのに、そのまま車で逃げようとした。男性は転落、右ひじなどに軽傷を負った。
教諭は男性が転落したのに気付いたが救護しなかったという。「気が動転していた。冷静に考えれば救護すべきだった」と市教委に話しているという。