2023年、自らが勤務していた飲食店の経営者の女性の財布から現金1万円を盗んだとして、45歳の男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは住所不定・無職の男(45)です。 男は2023年9月2日午後10時30分ごろ、北海道南部の八雲町本町にある飲食店で、経営者の40代の女性が所有する財布から現金1万円を盗んだ疑いがもたれています。 警察によりますと、この店では事件以前から、従業員の財布から金がなくなることが相次いでいたため、店内にカメラを設置していました。 被害に気付いた経営者の女性がカメラを見返すと、男が財布から金を盗む様子が映っていました。 当時、男は休みでしたが、客として来店していました。女性が男に話を聞くと、返金する意思を示していましたが、その後行方がわからなくなっていました。 10月に女性が警察に通報。警察は、男の逮捕状をとり、指名手配したところ、2025年3月13日に岩手県警の警察官が盛岡市内で男を逮捕しました。 調べに男は「事件を起こしたことに間違いありません」と容疑を認めていて、動機については「生活が苦しくてお金を盗みました」と供述しているということです。