5年生男児に行き過ぎ指導 太田市立小教諭

5年生男児に行き過ぎ指導 太田市立小教諭
2009年5月29日 東京新聞

 太田市の市立小学校で今月中旬、五年生の男児(11)が担任教諭から足をけられるなどされ、けがはなかったものの、それ以来登校できないでいることが二十八日分かった。市教育委員会学校指導課は「指導に行き過ぎがあった」とし、学校側が謝罪している。

 保護者や市教委によると、十三日、校内の保健室で耳鼻科検診の際、男児が足の巻きづめが出血したことに驚いたところ、担任は「騒ぐな」などと注意し、足をけり、背中を平手打ちするなどした。同課は「保護者や男児に謝罪し、また登校できるように対処するよう学校側に伝えた。必要があれば(担任らの)処遇を検討したい」としている。 (川口晋介)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする