体罰情報、県教委の非開示は違法 高知地裁「知る権利を制約」
共同通信 2021/2/8(月) 10:14配信
高知県の公立学校の体罰事故に関する報告書を情報公開請求した際、県教育委員会が教員名や学校名を非開示にした決定は違法だとして、神戸大の馬場健一教授が取り消しを求めた訴訟で高知地裁(藤倉徹也裁判長)が「プライバシー保護の範囲を拡大することは、知る権利を過大に制約しかねない」として請求を認める判決を言い渡したことが8日、分かった。5日付。
判決によると、馬場教授は2017年7月、12年度の報告書の公開を求めた。県教委は、高知県は小中学校数が少ない市町村が多いことなどから「開示すれば、被害生徒が特定されるおそれがある」とし学校名や教員名などを非開示とした。
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いいかげん、この「被害者を人質にして加害者を守る」制度、なんとかしてほしい