酒気帯びの女性教諭を停職 大阪府教委

酒気帯びの女性教諭を停職 大阪府教委
2009年6月19日19時21分配信 産経新聞

 大阪府教委は19日、酒気帯び運転で摘発された吹田市立中学の女性教諭(54)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。教諭は同日付で依願退職した。

 府教委によると、この教諭は、5月11日夜、豊中市内の飲食店で開かれた懇親会でビールとワインをそれぞれグラスで2杯飲み、ミニバイクを運転した。警察の検問で呼気1リットルあたり0・15ミリグラムのアルコールが検出され、道路交通法違反(酒気帯び運転)で摘発され、大阪簡裁で罰金20万円の略式命令を受けた。

 教諭は「迷ったが大丈夫だろうと思った。大変申し訳ないことをした」と話しているという。

 府教委の処分基準では飲酒運転は原則、免職だが、大阪高裁が4月、酒気帯び運転で摘発された神戸市元消防士長らの免職を取り消す判決を出しており、府教委は「敗訴のリスクを考慮した。敗訴すると処分が無効となる」と説明している。

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