病休教職員最多653人 県教育長「体制充実努める」

病休教職員最多653人 県教育長「体制充実努める」
2009年6月26日11時25分配信 琉球新報

 2008年度に1カ月以上3カ月未満の病気休暇を取得した教職員が計653人(07年度609人)に上り、前年度より44人、7・2%増となり、取りまとめを始めた06年度以降、最多となったことが25日、県議会6月定例会代表質問で分かった。身体的疾患による休暇が503人(同465人)、精神性疾患による休暇は150人(同144人)で、いずれも増加した。
 県教委は4月から新たに、「長時間勤務による健康障害防止対策に係る規程」を整備し、医師による面接指導体制を整備している。また、精神性疾患で休職した教職員の職場復帰を支える「復帰支援プログラム」も4月に開始。金武正八郎県教育長は「個々の実情に応じた職場支援体制の充実に努めたい」と述べた。
 06年度の病気休暇は計604人、そのうち身体的疾患が453人、精神的疾患が151人。一方、07年度の3カ月以上の病気休職者は計377人で、うち精神性疾患による休職は過去最多の153人だった。
 比嘉京子氏(社大・結)への答弁。

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