入試採点ミス2211件 都立高2年分、18人が不合格扱い
産経新聞 2014年6月4日 7時55分配信
今年2月の東京都立高校の入試で採点ミスが相次いだ問題で、都教育委員会は3日、過去2年分の答案を再調査した結果、2211件の採点ミスが見つかり、本来は合格していたのに不合格となった受験生が計16校で18人に上ったと発表した。都教委は18人が希望した場合は入学を認め、すでに私立高に入学している場合は入学金などを補償する方針。
都教委によると、採点ミスは今年行った入試で146校1139件、昨年は答案を廃棄済みの学校を除く109校1072件が発覚した。聞き取り調査の結果、原因について、学校側からは「採点が受験生の人生に影響するとの認識が希薄」「入試から発表までの期間が3日間しかない」などの回答があったという。
都教委は外部有識者らで構成する調査・改善委員会で、原因究明や再発防止策を検討。8月下旬までに最終報告をまとめる予定。過去2年間の全合格者の答案も点検し、結果を公表するという。都教委は「多大なご心労をおかけした18人と保護者をはじめ、全ての受験生、私立学校など関係の皆さんに心からおわびを申し上げます」と謝罪した。