植草被告の上告棄却、痴漢行為で実刑確定へ
2009年6月27日11時17分配信 読売新聞
電車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反の罪に問われた元名古屋商科大大学院客員教授、植草一秀被告(48)の上告審で、最高裁第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は被告の上告を棄却する決定をした。決定は25日付。懲役4月の実刑とした1、2審判決が確定する。
1、2審判決によると、植草被告は2006年9月13日午後10時過ぎ、京浜急行の品川−京急蒲田駅間を走行中の電車内で、女子高校生(当時17歳)の下半身を触った。
植草被告は「痴漢はしていない」と主張したが、東京高裁は08年4月、「被告の弁解は不自然で信用できない」と退けていた。