森山元文相、日教組出身の「輿石文科相あり得る」

森山元文相、日教組出身の「輿石文科相あり得る」
2009年7月12日22時32分配信 産経新聞

 自民党の日教組問題究明議連会長の森山真弓元文相は12日、党本部で開かれた民間の教育団体大会で講演し、日教組出身の民主党の輿石東参院議員会長が「教育の政治的中立などありえない」と発言している問題について、「私は政治的中立は非常に大事だと考えている」と批判した。

 森山氏は、政権交代が実現した場合には、輿石氏が文部科学相に就任することがありうると見方を示した。その上で「輿石氏は教育の政治的中立はないと言うのだから、『みんな民主党に(票を)入れなさい』『日教組を尊重しなさい』『日教組が弱い県には予算をやらない』ということがあるかもしれない」と、危機感をあらわにした。

 また、これに続くシンポジウムでは、下村博文国対副委員長が「今週中に衆院解散があるかもしれないが、教員の政治的行為に罰則を設ける教育公務員特例法改正案を、ぜひ今国会で出して衆院では可決したい。それを終盤国会の争点として対応していきたい」と述べた。

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