福岡県小郡市で酒を飲んで車を運転したとして、57歳の男が逮捕されました。車は接触事故を起こし 現場から1.5キロほど逃走していました。 酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、福岡県朝倉市の派遣社員、山本健一容疑者(57)です。 警察によりますと山本容疑者は27日午前8時前、福岡県小郡市三沢の片側1車線の県道で軽乗用車を運転中、前を走っている車を追い越すため対向車線にはみ出し、その後、元の車線に戻ろうとして、追い越そうとした車と接触しました。 山本容疑者はそのまま1.5キロほど逃走しましたが、赤信号で止まった際、接触された車を運転していた男性が声をかけ車を止めさせたということです。 その後、通報で駆けつけた警察が山本容疑者の酒の臭いに気づき検査をしたところ、呼気から基準値のおよそ4倍のアルコールが検出されました。 警察の調べに対し、前日の夜8時から11時ごろまで、500ミリリットルの缶チューハイを3本飲んだと話し「昨夜お酒を飲んだことは間違いないのですが、すでにお酒は抜けていると思い、車を運転しました」と容疑を否認しています。 また、車と接触後に逃走したことについては「逃走したわけではなく、止まる場所を探していた」と話しているということです。