警視庁サイバー課かたる特殊詐欺…LINEに偽の逮捕状 40代女性が100万円の被害 大分

警察官などをかたる詐欺の手口で、大分市の40代の女性が100万円をだまし取られたことがわかりました。 警察によりますと、27日大分市内の女性(40代)の携帯電話に、番号非通知の電話がかかり、総合通信局を名乗る男から「あなた名義の携帯電話から迷惑メールが発信されています。犯罪にあたる可能性があるので、警察を紹介します」と言われました。そして、警視庁サイバー課の警察官をかたる男に電話を代わり「あなたに逮捕状が出ています」と告げられました。 その後、この男からLINEで偽の逮捕状の写真が送られてきて、「あなたの口座のお金を調べる必要があるので、お金を振り込んでください」と要求され、女性は指定された口座に2回にわたり合わせて100万円を振り込みました。 金融機関の職員が携帯電話で話しながらATMを操作する女性を不審に思い、警察に通報。詐欺の被害にあったことがわかりました。 警察は「警察官がLINEなどのアプリを使用して電話をすることは、絶対にありませんし、現金を指定口座に振り込むよう指示することもありません。お金を要求された場合は詐欺を疑い、すぐに家族や知人最寄りの警察署に相談してください」と呼びかけています。

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