米ニューメキシコ州共和党本部に放火、「ICE=KKK」と落書き

Andrew Hay [30日 ロイター] – 米ニューメキシコ州にある共和党本部が30日朝、何者かに放火され、建物にスプレーで「ICE=KKK」と落書きされた。党は「計画的な放火行為」と見なしている。 民主党が多数派を占めるニューメキシコ州の最大都市アルバカーキの消防当局によると、午前6時ごろに通報があり、火は5分で消し止められた。平屋建ての建物は入口が損傷し、建物全体が煙の被害を受けたという。 米移民・関税執行局(ICE)は今月、ニューメキシコ州のアルバカーキ、州都サンタフェ、ロズウェルで行われた捜索で、犯罪歴のある20人を含む不法移民48人を逮捕したと発表していた。 落書きは、白人至上主義結社のクー・クラックス・クラン(KKK)を、トランプ大統領が数百万人の不法移民の強制送還を命じたICEと同一視する内容だ。 ICEはコメント要請に応じていない。 米連邦捜査局(FBI)は「責任ある犯人」を見つけるために捜査を主導していると発表した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする