ITジャーナリストの三上洋氏が2日、フジテレビ系新番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演し、都内の女子生徒が愛知県一宮市の住宅のクローゼットで遺体で発見された事件について、解説した。 この事件をめぐっては、3月31日、愛知県一宮市木曽川町の住宅のクローゼット内に女性の遺体があるのを愛知県警一宮署員が発見。県警が、この家に住む男(21)を死体遺棄容疑で逮捕した。遺体は東京都葛飾区の高校生の女子生徒(16)で「インターネットゲームで知り合った愛知県の友人宅に泊まりに行く」と家族に伝え、3月28日ごろに自宅を出ていたという。今回の事件に限らず、オンラインゲームやSNSで信頼を築いた人物から、深刻な犯罪に巻き込まれるケースが若年層を中心に相次いでいる。 オンラインゲームで知り合った人物を簡単に信頼してしまうのはなぜなのか。三上氏は「今のゲームは、ボイチャ(ボイス・チャット)、ヘッドセットを付けてずっと話しながら仲間と一緒に戦っていくんですよ。ゲームの間もずっとですし、ゲームの後も反省会をずっとやる。そうすると、友人よりも家族よりも長い時間、リアルタイムでずっと話している状況が生まれる」と解説。その結果、家族や友人より、ネットの“仲間”が「ずっと朝から晩までしゃべっているような長い時間の友だちだったら悩みを言えちゃうみたいな、心理的ハードルがめちゃくちゃ低い」存在になると指摘した。 また、三上氏はオンラインゲームを通じた人物を信じてしまう人について「同じゲームをしている人に悪い人はいないと言う」と明かした。その上で、「(ボイスチャットで話していても)簡単に声も変えられるので、男性が女性、女性が男性の振りをするなんて簡単ですから、信用はできないよ! という前提をもう1回、頭に入れてほしい」と呼びかけた。 起業家の成田修造氏も「小中学生も(オンライン)ゲームをすることが当たり前になっているし、スマホを子どもの安全のために渡してるのに、ゲームにはまってしまって、親の知らないところで知らない人と知り合って行ってしまう」とし「加害者からすると、ゲームという場が、すごく都合のいいもの、若い人を連れ出すのに最適の場になっている。(ゲームは)SNSよりも、体験として深い。人間関係をより簡単に作りやすい」と語った。