7日、大阪市西成区の集合住宅で、訪問看護に訪れた女性を包丁で切りつけたとして、無職の86歳の男が逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、大阪市西成区の無職・久保田利男容疑者(86)です。 警察によりますと、久保田容疑者は7日午前9時ごろ、自宅に訪問看護のため訪れた26歳の女性に対し、顔面付近に包丁(刃渡り約16cm)を振り下ろし、左手に全治1か月のけがを負わせた疑いがもたれています。 女性は自ら「包丁で刺された」と110番通報し、現場に駆け付けた警察が久保田容疑者を現行犯逮捕しました。 調べに対し久保田容疑者は「切りつけたことに間違いないが、殺すつもりはありませんでした」と容疑を一部否認しています。 警察は、久保田容疑者と女性とのトラブルの有無や、動機などを詳しく調べています。