女子バレー部の部費をパチンコ代に 都立高教諭を懲戒免職
2009年9月18日19時12分配信 産経新聞
生徒から集めた部活動費など約63万円を着服しパチンコなどに使い込んだとして、東京都教委は18日、都立世田谷泉高校の田口勝教諭(51)を懲戒免職にしたと発表した。田口教諭は「小遣いが少なく遊ぶ金がほしかった。勝って返せば分からないと思った」と話したという。
都教委によると、田口教諭は3月下旬から8月3日、顧問を勤めていた女子バレー部の夏合宿のために学校から支給された体育館使用料など5万2560円と、生徒からの積立金57万8200円を着服し、パチンコや競馬などに使ったとされる。7月22日の合宿初日に登校しなかったため発覚した。
都教委は監督責任として、同校の男性校長(56)も戒告処分とした。
また、部活動中に生徒に体罰をしたとして、中学の男性教諭(49)を減給10分の1(3カ月)、高校の男性教諭(38)を戒告処分とした。