4月7日、千葉県柏市のアパートで20代男性が意識不明の状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認された事件で、千葉県警は8日、同居する会社役員の男を逮捕しました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、柏市塚崎に住む古物商「KGC」の役員、斎藤城容疑者(21)です。 県警によりますと、斎藤容疑者は6日夜と7日未明、自宅で同居する野上永遠さんに対し、腹部を複数回、殴るなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。 野上さんは斎藤容疑者の会社の従業員とみられ、事件の後、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。 調べに対し、斎藤容疑者は「顔面を殴ったり、腹に膝蹴りを入れたりした」と供述するなど、容疑を認めているということです。 また、「けんかになった」という趣旨の話もしているということで、県警は傷害致死容疑への切り替えも視野に捜査しています。