広末涼子容疑者逮捕 事故前後の行動に刑事が指摘「通常の精神不安定というよりは…視野に入れて捜査を」

元神奈川県警捜査一課長の鳴海達之氏が8日、日本テレビ系「news every.」(月~金曜後3・50)に生出演し、病院の看護師にケガをさせた疑いで現行犯逮捕された女優の広末涼子容疑者(44)への今後の捜査について見通しを語った。 静岡県島田市の病院で看護師を蹴るなどしてけがを負わせたとして、静岡県警掛川署は8日午前0時20分ごろ、広末容疑者を傷害の疑いで現行犯逮捕した。 広末容疑者の所属事務所はこの日、公式サイトで逮捕事実を認め、「4月8日静岡県内にて本人が運転する車による交通事故を起こし、搬送先の病院において一時的にパニック状態に陥った結果、医療関係者の方に怪我を負わせてしまいました」などと説明した。 捜査関係者によると、広末容疑者は事故後、現場で歩き回ったり、立ったり座ったりと落ち着かない様子で、取り調べ中も腰縄を外そうとしたり、大きな声を上げるなど不審な行動があったという。 伝わってくる事故、事件の情報を受け、鳴海氏は「交通事故の直後というのは動揺しているから、わけの分からない動きをすることはありますが、それが長時間続くということはない」と解説。「警察官が来て、現場をちゃんと指揮すれば落ち着いてくるんですが、それがずっと続くということであれば、別のことも考えなくてはならないのかなと思います」とも指摘した。 静岡県警では広末容疑者にアルコール検査を実施し、問題はなかったものの、今後は薬物検査を行う方針。鳴海氏は「病院に到着して立ったり座ったりという行動を取って、制止した看護師に暴行を加えるということになってくると、通常の精神不安定というよりは、薬物に絡んだものがあるのか、どうなのかということを、警察は視野に入れて捜査を進めていかなければならないのかな」と自身の見解を示した。 鳴海氏の見解に、MCの鈴江奈々アナウンサーは「あくまで可能性として、そういった捜査があるかもしれないということですね」と補足した。

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