青森大不正受給:責任問う声明文 学長ら、青森山田学園理事長に /青森

青森大不正受給:責任問う声明文 学長ら、青森山田学園理事長に /青森
毎日新聞 2011年11月9日(水)10時51分配信

 青森大(青森市)で偽装留学や奨学金不正受給が発覚した問題で、末永洋一学長と4学部長は8日、運営する青森山田学園の木村隆文理事長らの責任を問う声明文を発表した。
 声明文は、木村理事長や栗原堅三前学長が留学生の大量受け入れを主導したと主張。同大の利益を赤字が続く青森山田高のスポーツ強化費に充てることが目的だったと指摘している。
 不正受給についても会計処理は学園本部が管理する職務で、大学側は関与できないと強調。理事長の責任を指摘し、問題の全容解明ができなければ「刑事告訴すべきだ」と理事会の対応を求めている。
 この問題では、同大の教員有志が先月28日に学内外2種類の調査報告書を公開。と訴えている。【高橋真志】

11月9日朝刊

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