パキスタン国籍の男2人によるタイヤなどの窃盗事件の捜査終結 新潟県など6県で犯行…被害総額は約140万円に

新潟北警察署は4月8日、パキスタン国籍の男2人によるホイール付きタイヤなどの広域連続窃盗事件の捜査を終結したと発表しました。新潟県のほか、福島県や宮城県など計6県で犯行に及んでいて、被害総額は139万円以上に上っています。 窃盗の疑いでこれまでに2回逮捕されているのは、パキスタン国籍の33歳と22歳の男2人です。 男らは去年8月から11月までの間、共謀の上、新潟県・福島県・宮城県・岩手県・山形県・栃木県でホイール付きタイヤやリンゴ合わせて139点(時価合計139万1000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、去年11月、警察がタイヤをのせた不審な車を発見し、男2人に職務質問したところ、車内からタイヤのほか個人が所有する畑から盗んだリンゴ30個が見つかり逮捕に至りました。 また、男らは新潟市北区のアパート駐車場に置かれていたスタッドレスタイヤ2本を盗んだとして、去年12月に警察に再逮捕され、起訴されていました。 その後の余罪捜査により、県外の一般住宅敷地内などで計139点(時価合計139万1000円相当)に登るホイール付きタイヤやバッテリー、リンゴを盗んでいたことが発覚しました。 さらに警察は男2人について、新潟県内にある金属買取業者3社に対し、偽名を使って盗んだタイヤ26本などを売却し、合わせて4万5493円を得たとして犯罪収益等隠匿罪の容疑で書類送検しました。 男2人は知人関係にあり、各地を転々としながら犯行を繰り返し、タイヤを売却した金は生活費に当てていたということです。 警察の調べに対し、男らは容疑を認めています。

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