10億ウォン横領した韓国・協同組合職員…戻ったのはわずか1100万ウォン

【04月08日 KOREA WAVE】韓国・水産業協同組合で金庫から現金約10億ウォン(約1億1300万円)を盗んだ女性職員と共犯の男が検察に送致された。 全羅南道高興(コフン)警察署は常習窃盗および盗品取得・犯人蔵匿の疑いで、高興水協の女性職員(36)と共犯の男(36)を逮捕・送検した。だが、両者の供述が食い違っており、警察の捜査では横領金の行方は明らかになっていない。 職員は先月初めから25日までの間に、4回にわたって水協の金庫から総額10億3000万ウォン相当の現金を盗んだ疑いを受けている。銀行業務用の鍵を使用し、金庫内に保管されていた5万ウォン札約2万600枚を持ち出したとされる。 犯行は出勤前に実行され、5万ウォン札を水協の紙袋に詰めて持ち出していたという。紙袋1つあたりには3億〜4億ウォンが入るとされている。 職員は最後の犯行日である先月25日、出勤後に突如失踪。異変に気づいた同僚らの通報で犯行が発覚した。警察は失踪当日、職員の自宅から現金1100万ウォンを押収。調べの過程で男とのやり取りも発見された。 警察は2人の車両、自宅、口座取引などを確認したが、残りの現金の使用先や隠匿先は特定できなかった。複数回の取り調べにも関わらず、2人は黙秘を続けるか、供述が食い違い、捜査に混乱を招いたという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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