盗品である金属ケーブルを買い取ったなどとして、茨城県の金属買取業者の役員で中国籍の男が逮捕されました。 警察によりますと、土浦市の金属買取業者「万達株式会社」の役員で中国籍の張・コウ容疑者は去年8月、盗品と知りながら通信ケーブルなどに使われる銅製のケーブルをおよそ2万円で買い取った疑いがもたれています。 万達株式会社も同様の疑いで、9日に書類送検されるということで、警察は8日、会社に家宅捜索に入りました。 銅製のケーブルは買い取る直前に土浦市内の通信設備会社事務所から盗まれたもので、張容疑者はそれを知っていたとみられますが、調べに対し、容疑を否認しているということです。 警察は、張容疑者と会社が、ほかにも同様に盗まれた金属を買い取っていたとみて調べています。