個人情報記録したメモリー、市立小教諭が盗難被害/横浜市
2009年10月5日23時30分配信 カナロコ
横浜市教育委員会は5日、市立森の台小学校(緑区森の台)の6年生担任の女性教諭が今月2日夜、町田市内のコンビニ駐車場に止めておいたマイカーから、担当するクラスの児童29人分の個人情報などが記録されたUSBメモリーや漢字テストの答案用紙などが入ったバッグを盗まれる被害に遭ったと発表した。
市教委によると、女性教諭は帰宅途中で、無施錠のまま車を離れてコンビニで買い物をして戻ると、バックごと盗まれているに気付いたという。
バッグに入っていたUSBメモリーは2個で、児童の本年度の成績が記録されていた公用のメモリーにはパスワードが施されていたが、児童の氏名や住所、電話番号などが記録された私用のメモリーにはパスワードが設定されていなかった。また、私用メモリーと答案用紙などの校外への持ち出しについて、教諭は本来必要な校長の許可を得ていなかった。
市教委は「継続的な研修などで教職員の個人情報に対する意識を高め、再発防止に努めたい」と話している。