懲戒処分:野球部員を平手打ち、中学教諭を減給に−−県教委処分 /秋田
2009年10月9日14時1分配信 毎日新聞
県教委は8日、生徒に体罰を加えたとして鹿角市の中学校に勤務する30代の男性教諭を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分としたと発表した。
県教委によると男性教諭は5月、監督をしていた野球部の3年生部員を平手打ちしたり、練習試合後に10〜13キロ走らせるなどの「行き過ぎた指導」をした。さらに主将(3年)を押すなどして2回転倒させ、生徒に検査などで2週間の入院を要するけがをさせたという。
また県教委は部下の指導監督を怠ったとして湯沢市の中学校に勤務する50代の男性校長を戒告とした。校長が07年に教頭として勤務していた中学校で、男性臨時講師が女子中学生にみだらな行為をしていたと知りながら詳しい調査をしなかったという。臨時講師は同校や東成瀬村立中勤務時に女子中学生にみだらな行為をしたことを認め、9月に懲戒免職となった。【百武信幸】
10月9日朝刊