本格的な仕事復帰を果たした直後の逮捕劇に衝撃が広がった。広末容疑者は昨年2月に個人事務所「R.H」を立ち上げ、芸能活動を再開した。昨年中はファンクラブ設立や約25年ぶりのライブ開催などを重ね、ついに先月28日に約2年ぶりに全国放送の地上波番組に出演。番組では今後について「家庭との両輪で、丁寧に仕事をしていきたい」と決意を口にしていた。 さらに同29日に台湾で開かれた音楽フェスに出演したことも話題に。主演映画の撮影も始まり、女優業再開に向けて順調な歩みを見せていた。それだけに関係者も「なぜ今…」と肩を落としている。 中でも地元・高知県の落胆ぶりは大きい。5月に東京と高知で朗読劇「星の王子さま 朗読と音楽が奏でる心の旅」の上演が予定されていたが、事件を受けて中止が決まった。地元での上演ということもあり、広末容疑者はスポンサー集めやPR活動に自ら奔走。地元テレビ局の番組に出演し、イベントにも参加するなど、地道な活動を続けていた。 関係者は「地元の大スターの頑張りを見て応援する人も多かったのですが…。さすがに失望した、という声も聞こえてきます」。一方で「シングルマザーである上に、こなせる仕事の許容量を超えてしまい、精神的に疲弊していたのでは」と話す芸能関係者もいる。 地上波復帰した先月28日放送のテレビ番組では、芸能生活を振り返り「昔からたくさんお仕事させてもらって、精いっぱいやってきた。けど、本当はコップがあふれてたんだと思う」と、無理をしていたことを告白。そして「だから、そうじゃないテンポで生きていきたい」と、家族を守りながら自分のペースで仕事をしていくと誓っていた。スキャンダルを逆手に取った話術など、ブレーク当時の清純派女優のイメージとはかけ離れた発言でも視聴者を驚かせた。 新たなキャラクターで再び芸能界で活躍することを期待されたが、多くの人を裏切る結果となってしまった。 ≪「3人の子供は…」心配の声≫SNS上では「3人の子供はどうしているんだろう」と心配の声が上がっている。広末容疑者を知る関係者は「現在、広末容疑者は母と同居しており、子供たちの面倒を見ているようです」と明かした。23年のダブル不倫騒動時は、前夫のキャンドル・ジュン氏が「長男が小さい子たちの面倒を見ている」と話していた。