名古屋市中村区で生まれたばかりの子犬5匹を置き去りにした疑いで、28歳の無職の女が逮捕されました。 逮捕されたのは、千種区向陽町に住む無職・田又睦月容疑者28歳です。 警察によりますと、田又容疑者は先月22日、名古屋市中村区にある集合住宅の駐車場の植え込みに子犬5匹を置き去りにした動物愛護法違反の疑いが持たれています。 その日のうちに「子犬5匹が寄り添った状態でいた」と近くに住む人から110番通報があり、発覚しました。 5匹はオス2匹とメス3匹で歯が生えておらず、歩くこともできない状態だったということで、生まれたばかりだとみられています。発見が早かったことから5匹は無事に保護されたということです。 田又容疑者は警察の調べに容疑を認めた上で、「飼育費用がなく愛護センターに引き取り手数料を支払う金もなかった」などと話しているということです。 警察は予期せず生まれた犬を育てられず捨てたとみて、詳しく調べています。