滋賀の冷凍庫遺体、身元は容疑者の妻の57歳女性 死因は不明

滋賀県長浜市の民家の冷凍庫から女性とみられる遺体が見つかった事件で、県警長浜署は9日、遺体の身元が堺市東区の無職、野中まり子さん(57)と確認されたと発表した。死体遺棄容疑で逮捕された堺市東区のアルバイト清掃員、野中秀紀容疑者(63)の妻という。県警はまり子さんが死亡した経緯を調べている。 8日に行われた司法解剖でまり子さんに目立った外傷は確認されず、死因は明らかにならなかった。長浜署は引き続き特定作業を進める。 長浜署などによると、まり子さんの遺体は長浜市四ツ塚町の民家で2日に発見された。衣服を身につけ、体を折り曲げたような形で冷凍庫の中に放置されていた。 県警はこの家に住む無職の岩瀬浩一郎容疑者(72)と、同居する息子で長浜簡易裁判所事務官の龍彦容疑者(49)も死体遺棄の疑いで逮捕している。岩瀬容疑者親子と野中容疑者は親族という。【長谷川隆広、菊池真由】

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