柔道や剣道、逮捕術などに優れた山形県警察の警察官の技能をさらに伸ばしていこうと、特に強化を図っていく警察官が選出されました。選ばれた警察官は重点的に訓練を行い、技能を磨いていきます。 県警察では、事件・事故現場での犯人確保や摘発に必要な技術の強化を図ろうと、柔道、剣道、逮捕術、それに拳銃と白バイの部門で優れた技能を持つ警察官を「特別訓練員」として指名し、重点的に訓練を行っています。 今年度は「特別訓練員」などに合わせて59人が指名され、水庭誠一郎本部長から指名書が手渡されました。指名された警察官たちは、交番勤務や機動隊など普段の業務と並行して、週3回ほど訓練を行い、それぞれの種目で全国大会などに出場します。 剣道特別訓練員の監督に指名・土門幸範 警部補「身の引き締まる思い。各種大会で成績を残し力強い警察を体現できるよう訓練に励んでいきたい」 県警機動隊の本間稔永警部補は、柔道の主将として9年連続の特別訓練員に指名されました。 県警機動隊・本間稔永 警部補「主将として周りを見ながら全体のレベルアップを図るような訓練をしたい。1試合でも多く勝てるよう責任を感じている」 県警察の柔道チームは、全国警察柔道大会で2010年以来、15年ぶりに最上位の1部に昇格するなど全国の舞台で活躍しています。指名された警察官たちは1年間、訓練員として練習に励みます。