去年12月、聖籠町の空き家の敷地から男性の遺体が見つかった事件で捜査が大きく進展しました。捜査本部は、男性を殺害し耐火金庫を奪ったとして死体遺棄の罪で起訴されている33歳の男を強盗殺人の疑いで再逮捕しました。 10日行われた捜査本部の会見。 清水宏明刑事部長 「4月10日午前10時30分強盗殺人被疑者として、住居不定、職業・リフォーム業、氏名・小山大輔33歳を通常逮捕しました」 強盗殺人の疑いで逮捕されたのは住居不定のリフォーム業、小山大輔容疑者33歳です。 事件は去年12月、聖籠町の空き家の敷地で土の中から新潟市中央区の小杉英雄さん78歳の遺体がみつかったものです。 捜査本部によりますと、小山容疑者は去年10月14日ごろ新潟市中央区上所にある小杉さんの自宅内で何らかの方法で首をしめて殺害し耐火金庫1台を奪った疑いがもたれています。 小山容疑者は小杉さんの遺体を土の中に埋めたとしてすでに逮捕・起訴されていました。 また、山形市の伊藤貴章被告32歳とともに、小杉さんの口座からあわせて345万円を不正に引き出し、他人名義の口座に送金した罪でも起訴されています。 清水宏明刑事部長 「これまで小山に関しては死体遺棄もそうですがその前段でが、詐欺ということでそれぞれ事件捜査をしてきました。その捜査を積み重ねた結果今回、金庫を奪ったということで強盗殺人で被疑者を特定したところであります」 捜査本部は小山容疑者の認否について明らかにしていません。 これまでの捜査関係者への取材で、遺体が見つかった聖籠町の空き家から、開いた状態の金庫が発見されていたことがわかっています。