クレジットカードの現金化をうたい、超高金利で現金を貸し付けたとして、警視庁は、これまでに、ヤミ金を運営していた男ら13人を逮捕しました。男らはほぼ価値のない石を「パワーストーン」と称して購入させキャッシュバック名目で現金を送っていたということです。 警視庁によりますと逮捕された株式会社「BPMH」の代表取締役福井達容疑者(45)や、会田亮容疑者(42)ら4人は2024年最大で日利約2.8%と、法定利息の約52倍もの超高金利で、全国の男性5人(20代~50代)に現金を貸し違法な利息を得たとして、出資法違反の疑いがもたれています。 この事件では、ほかにも9人がすでに、逮捕・起訴されています。 福井容疑者らは「24キャッシュ」や「スペシャルクレジット」「マネーウォーク」など7つのサイトで「誰にもばれずに現金化」などとクレジットカードの現金化をうたっていたということです。 客にクレジットカードでほぼ価値のない「パワーストーン」と称した石を購入させた上で、その代金から約7割をキャッシュバックする名目で、現金を貸していたとみられています。 現金を借りる際に客が希望額を伝えると、業者から「●●万円分のパワーストーンを買うと希望額分の融資がうけられる」という趣旨の話をされ、希望額の約3割の利子が上乗せされた金額の「パワーストーン」を購入するよう提示されたということです。 実際に客に送られた「パワーストーン」の仕入れ額は8000円ほどだったということで福井容疑者らはこれまでに全国の約1万7000人以上から違法な利息などで約25憶円を利益として得ていたとみられ警視庁が詳しく調べています。