今年3月、大阪市住吉区の薬局に男が刃物を持って押し入り、店長を手錠やビニール紐で縛ってケガをさせた上、現金を奪って逃走していた事件で、警察は11日、強盗致傷などの疑いで男を逮捕したと発表しました。 事件があったのは、大阪市住吉区万代の薬局で、3月28日の午後9時ごろ、30代の女性店長が1人で閉店後の事務作業をしていたところ、突然シャッターが開き、男が押し入りました。 男は、女性店長に果物ナイフのようなものを突きつけて、手首に手錠をかけて、2階の金庫に案内させ、現金約20万円を奪った後、さらにビニール紐で店長の腰などを縛って逃走。店長は手首などに軽いけがをして、自力で紐をほどいて警察に通報しました。 警察は、周辺の防犯カメラの映像などから男を行方を追っていましたが11日朝、男を警察署に任意同行し、逮捕したということで、動機などを詳しく調べています。