鹿屋市殺人・死体遺棄事件から3年 県警「被害者・遺族の無念晴らす」 鹿児島

鹿屋市の山中で高齢女性の遺体が見つかった事件はいまだ容疑者逮捕に至らないまま、13日で3年です。県警の幹部らが11日捜査方針などを確認しました。 県警本部と、捜査本部が設置されている鹿屋警察署が合同で開いたもので、刑事部長ら幹部が出席しました。 この事件は2022年4月、鹿屋市永小原町の山中で、近くに住む福山京子さん(当時86)が遺体で見つかったものです。 警察は殺人・死体遺棄事件として、これまでにのべ3万3000人の捜査員を動員し、現在も1日7人態勢で捜査を続けています。 県警は「捜査は進んでいる」との認識を示していますが、容疑者の逮捕には至っていません。 検討会では、署と本部の幹部の間で捜査方針の確認、共有などを行ったということです。 鶴田忍捜査本部長は、「被害者と、ご遺族の無念を晴らし、住民の不安解消のためにも犯人検挙に向けて着実に捜査を進めます」などとコメントしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする