3月20日の未明、愛媛県松山市中心部の路上で女性が刃物で切り付けられた事件で、市内に住む無職の男が傷害などの罪で4月11日、起訴されました。 起訴されたのは、松山市中村の無職・鈴木秀一被告(52)です。 起訴状などによりますと、鈴木被告は3月20日の午前0時半ごろ、松山市三番町の路上で30代の女性の口を背後から手で塞ぎ、ナイフを首に押し当て全治およそ3か月の重傷を負わせたということです。 事件直後、被害者の女性は「面識のはない男にいきなり切り付けられた」と話していました。 鈴木被告は現場から逃走し、2日後に市内で逮捕されました。 警察は殺人未遂の疑いで逮捕、送検していましたが、松山地検は捜査を経て4月11日、傷害と銃刀法違反の罪で起訴しました。 松山地検は、鈴木被告の認否を明らかにしていません。