入所少女に暴力、職員を処分=栃木の自立支援施設で−厚労省

入所少女に暴力、職員を処分=栃木の自立支援施設で−厚労省
2009年11月12日20時0分配信 時事通信

 国立児童自立支援施設「きぬ川学院」(栃木県さくら市)の男性職員(39)が、施設に入所している10代の少女に暴力を振るい、けがをさせたとして、厚生労働省は12日、この職員を停職3カ月の懲戒処分とし、院長らも訓告処分などとした。
 同省によると、職員は8月15日、農作業中に指示に従わなかった少女の髪をつかみ、倒れると顔を地面に押し付け、顔や上半身を数回けるなどした。少女は腹部などを内出血、鼻血も出た。
 同省が調査したところ、この職員からほかの入所者8人も暴力を振るわれたなどと、訴えがあったという。 

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