獨協医大、新たに不正500万円 教授らに「預け金」

獨協医大、新たに不正500万円 教授らに「預け金」
2009年11月12日 05:00 下野新聞

 獨協医大は文部科学省が2003〜06年度に支出した私立大学等経常費補助金計約514万円が不適切な経理処理と指摘された。国などの科学研究費補助金(科研費)の不正プール問題で、同医大は2007年11月、06年度までの9年間に総額約1億7千万円の不正プールがあったとする最終調査結果を公表。その後の追加調査で今回の「預け金」が判明した。同医大に対する会計検査院の不正支出認定は3年連続。

 文科省によると、同大の教授2人、准教授1人の計3人は文科省が研究名目で支出した研究費を申請通りに使わず、業者側に虚偽の納品書や請求書を作成させ、業者側の口座にプールしていた。

 預け金は研究目的で支出し、私的流用はないという。文科省は補助金適正化法に基づき、加算金を含め返還命令を出す。

 同医大は3人を減給処分、業者3社を一定期間の取引停止にした。07年の内部調査で今回の「預け金」が判明しなかったことについて、同医大は「結果としてその手法に限界があったことになり、大変遺憾に感じている」とコメントしている。

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