福岡県直方市で12日、トラックを運転中、停止線で止まらなかった疑いで警察から職質を受けた男が、無免許のうえ、酒を飲んでいたとして現行犯逮捕されました。 警察によりますと12日午前10時ごろ、直方市の市道でパトロール中の警察官が、停止線で止まらなかった軽トラックを確認し、停車を求めました。 運転していた男は、免許証を提示しましたが、「以前、飲酒運転で取り消しになったが、紛失したことにして返納しなかった」と申告してきたということです。 また、男から酒の臭いがしたため調べたところ、呼気から基準値を超えるアルコールが検出され、警察は、北九州市八幡西区の自称大工・浦野正美容疑者(63)を無免許運転、酒気帯び運転、一時不停止の疑いで現行犯逮捕しました。 警察の調べに「運転する前にアルコールが残っている感覚があったが、どうしても宮若市に行かないといけなかった。パトカーが見えて無免許がばれるかもしれないと動揺してブレーキが緩んだ」などと話し、容疑を認めています。