お笑い芸人の明石家さんまが12日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』（午後10時）に出演。静岡・島田市の病院で看護師に暴行を加えてけがを負わせたとして、8日に傷害の疑いで静岡県警掛川署に現行犯逮捕された俳優の広末涼子容疑者についてコメントした。広末容疑者は事件の5時間ほど前には、掛川市の新東名高速道路で大型トレーラーに追突する事故を起こし、病院に緊急搬送されていた。事故後には高速道路上や搬送先の病院内を徘徊する様子があったという。 さんまはショックを隠せなかった。広末容疑者とは1998年にフジテレビ系ドラマ『世界で一番パパが好き』で親子を演じて以来、何度も共演して仲の良さを見せていた。広末容疑者の逮捕について触れるリスナーのメッセージが読み上げられる際も、「衝撃的すぎたわ」とつぶやいた。「広末は『世界で一番パパが好き』というドラマで親子役をやってるんで。もうちょっと、『どうしたことや』っていう感じで、いま過ごしておりますけども」と話した。 「お父さん役やると一応、自分がお父さんのような気持ちになるから。この件に関してはあんまり答えたくないっていうのが本音やし」と落胆。盟友の村上ショージに対し「お前、（さんまのそばには）『変なんばっかり寄って来る』とか言うてたな。ちっちゃい声で」と指摘。村上は「『（さんまと）関わってる人、何か起こしてるなあ』って。寄って来るじゃなしに、『関わった人、何か起こしとるなあ』言うて」と苦笑した。 さんまは「ホンマに、オレの近場ばっかりやよな」と周囲で騒動が起こる確率が高いことをぼやくと、村上は「（何か起こす人と）横のつながり結構、ありますよね」と口にした。さんまは「ラジオとかで言えないことを言ってしまいそうになんねんけどもやな」と発すると、「はあ、そやねん。オレの周りやよな。多い。オレに関わったからかなとか（考える）」と発言した。 「う～ん」という声が上がると、すかさず「『う～ん』違うがな。『それ関係ない』と言うふうに言わな。オレ、関係ないと思うけども」とアピール。「とにかく、広末もね、反省して、まだまだ才能がある子やから頑張ってほしいけどな。こうなってしまったら、『なんでそうなってんやろうな』って不思議な感じですよ」と率直な思いを吐露した。