プラ製ビーカー火にかけ煙、児童12人病院へ
2009年12月11日18時15分配信 読売新聞
11日午後2時10分頃、さいたま市大宮区三橋の市立三橋小学校(新井晴雄校長、児童1192人)の教室で、4年生の理科の授業中、担任の女性教諭(23)がプラスチック製のビーカーを誤って電熱器にかけて加熱し、ビーカーが溶けて煙が発生した。
教室にいた児童33人のうち、女児8人と男児4人が「気分が悪い」などと訴え、病院に救急搬送された。いずれも軽症。
同校などによると、教諭は今春採用の新人。教壇近くに児童を集め、温度を測りながら、水を沸かして湯にする実験をしようとしていたという。
プラスチック製のビーカーは透明で、実験などによく使っていた。教諭は「ガラス製のビーカーと勘違いした」と話しているという。
同校の張替克美教頭は「子どもの安全が第一の学校という場で、本当に申し訳なく思っています。今後学校をあげて、安全な授業を徹底します」とコメントした。