特別支援学級わいせつ免職:「速やかに報告すべき」 宇都宮市教育長が答弁 /栃木
2009年12月11日13時1分配信 毎日新聞
宇都宮市内の市立学校で、特別支援学級の女子の胸を触るわいせつ行為があったとして、男性元教諭が懲戒免職処分になった問題に関し、宇都宮市の伊藤文雄教育長は10日、同市議会で「学校は可能な限り迅速に調査し、速やかに報告すべきだった」と述べ、学校側の対応の遅れを認めた。学校は被害女子の保護者から連絡を受けてから11日間、市教委に報告をしていなかった。
荒川恒男市議(共産)の質問に答えた。伊藤教育長は「校長に対し、危機管理意識を高めるように強く指導した」と答弁した。
この問題で、市教委、県教委とも保護者の要望や、プライバシー配慮を理由に、被害者が特別支援学級の女子だったことを明らかにしていないほか、元教諭の勤務先が小学校か中学校かも公表していない。
荒川市議は「新聞報道から被害者は特別支援学級の女子であることが分かった。当該教諭の行為はプライバシー保護を盾にすることでは済まされない。重大で悪質な犯罪だ」と指摘した。被害者が特別支援学級の女子だったかの質問に対し、伊藤教育長は「答えを控えさせていただく」と述べた。荒川市議は「教育委員会から教育の現場まで、隠ぺい体質にまみれて、事の本質を明らかにしないのは言語道断」と批判した。【葛西大博】
12月11日朝刊
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