「セクハラで精神的苦痛」女性教諭が校長らに賠償請求へ/神奈川

「セクハラで精神的苦痛」女性教諭が校長らに賠償請求へ/神奈川
2009年12月18日23時15分配信 カナロコ

 県立高校の校長らによるセクハラで精神的苦痛を受けたとして、大和市内の県立高校の女性教諭(50)が、校長らを相手に損害賠償を求める訴訟を来年1月に起こす。

 教諭らによると、5月8日夜、同じ学校で働いたことのある校長の携帯電話のアドレスから「抱きたい」など4通のメールを受信した。教諭の相談を受け、県教育局厚生課などは、メールが送られた時、校長と一緒に食事をしていた教育関連施設に出向中の部長と課長らに事情聴取。「(メール内容は)セクハラにあたる」と同課などは判断したが、「メールを送った本人を特定できない」として処分を見送ったという。

 女性教諭は処分見送りに反発。「セクハラと認定しているのに、誰も処分されないのは疑問を感じる」と話し、訴訟を起こすことを決めた。教育局行政課は「処分見送りは適切な対応と考えている」などと説明している。

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提訴:セクハラメールで、県立高女性教諭が意向 「校長」携帯電話から /神奈川
2009年12月19日13時1分配信 毎日新聞

 県立高校の女性教諭(50)=大和市在住=が18日、大和市内で記者会見し、教育関係者によるセクハラメールを送信され精神的苦痛を受けたとして、年明けにも横浜地裁相模原支部へ慰謝料などを求め提訴する意向を明らかにした=写真。
 女性教諭によると、メールが送信されたのは5月8日夜。元同僚で別の県立高の男性校長の携帯電話から「抱きたい」「寿司(すし)くったらやろう」などと書かれた4通が送られてきたという。送信時、校長は県の教育施設の女性部長と男性課長とともに横浜市内で飲食していたといい、校長はメールを送信したのは女性部長だったと説明したという。
 女性教諭の訴えを受け、県教育委員会は校長ら3人から事情聴取したが、「誰がメールを送信したか特定できなかった」との理由で懲戒処分は行わなかったという。県教委は取材に対し「(校長らに)口頭で適切な指導は行った」と話している。
 女性教諭は「なりすましメールは学校現場でも、いじめや校内暴力などの問題が生じ、対策に苦慮している。管理職がこのような行為をしたのならば、絶対に許されることではない」と訴えている。【長真一、写真も】

12月19日朝刊

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