県教委:4教諭を処分 飲酒運転で検挙と体罰 /兵庫
2009年12月23日15時0分配信 毎日新聞
県教委は22日、飲酒運転などで検挙された西宮市立上ケ原中学の男性教諭(53)を停職1カ月、生徒に体罰を与えた赤穂市立中学の男性教諭(24)を減給10%1カ月の懲戒処分とした。
上ケ原中の男性教諭は9月25日、出勤のため京都市内の名神高速を乗用車で運転中、制限速度(80キロ)を29キロ超過して走行。さらに呼気1リットル中0・15ミリグラム以上のアルコール分が検出された。前日午後9時ごろから約3時間、自宅で500ミリリットル缶ビール4本や300ミリリットルの焼酎水割り3杯を飲んだという。赤穂市立中の男性教諭は4〜9月、指導する野球部の生徒ら1年生15人の頭をたたいたり、尻をけったりした。
また、顧問を務める女子ソフトテニス部の生徒4人を平手でたたくなどし、2年生1人の左耳鼓膜を破るなどの2週間のけがを負わせた三田市立中学の男性教諭(37)▽言葉遣いが悪いと男子生徒の胸ぐらをつかんで首を圧迫するなど恐怖感を与え、学校に通えなくなる精神的苦痛を与えたたつの市立中学の男性教諭(32)−−を、共に戒告処分にした。【近藤諭】
〔神戸版〕
12月23日朝刊