小学校教頭を処分 交通事故で5人重軽傷 宮城
2010年3月20日7時56分配信 産経新聞
宮城県教育委員会は19日、前方不注意などにより車3台を巻き込む交通事故を起こし、5人に重軽傷を負わせたとして、黒川郡にある公立小学校の男性教頭(50)を、同日から1カ月の停職処分とした。
県教委によると、教頭は昨年2月6日午前1時20分ごろ、乗用車で会合から帰る途中、仙台市青葉区北根の県道交差点で、右折のために停車していた車に追突。車は反対車線に押し出され、対向車2台が接触するなどし、乗っていた男女5人が重軽傷を負った。うち男性1人は脊椎(せきつい)を損傷し、重い後遺症を負ったという。
教頭は事故当時、酒などは飲んでいなかったが、法定速度を上回る時速70キロ程度で走行していたとみられ、自動車運転過失傷害罪で今年2月、罰金100万円の略式命令を受け、納付した。