浦安の教諭わいせつ:市は謝罪拒否 少女の支援者ら申し入れに /千葉

浦安の教諭わいせつ:市は謝罪拒否 少女の支援者ら申し入れに /千葉
2010年4月13日12時8分配信 毎日新聞

 浦安市立小学校の元教諭(50)から性的暴行を受けたとして知的障害を持つ少女(18)と両親が提訴し、東京高裁が同市と県に賠償を命じ確定した事件で、少女らを支援する団体が12日、被告だった県と市に少女らへの謝罪などを申し入れたところ、浦安市は「謝罪はしない」と突っぱねた。県は「回答を検討する」とした。
 申し入れたのは、市民らでつくる「浦安事件・被害者とその家族を支える会」。謝罪のほか、▽再発防止策を講じる▽元教諭に賠償金を返還させる−−など、県と市に4項目ずつ申し入れた。
 これに対し、元教諭の監督責任を問われた浦安市は、上告を断念したものの、謝罪は拒否し、再発防止策についても明確にしなかった。同会の渡辺由紀子代表(59)は「市の対応は言葉にならないくらいひどい。『賠償金を払うから文句を言うな』ということか」と怒りをあらわにした。
 元教諭は強制わいせつ容疑で逮捕、起訴されたが、千葉地裁は少女の証言があいまいだとして無罪とし、東京高裁も06年2月「少女がわいせつ行為を受けたことは疑問の余地がない」としながらも1審判決を支持、無罪が確定した。
 一方、損害賠償訴訟では千葉地裁が元教諭の暴行の一部を認め、県と市に計60万円の支払いを命じた。県と市は控訴したが、東京高裁は証言が信用できるとして新たな性的暴行を認め、賠償額を計330万円に増額した。【黒川晋史】

4月13日朝刊

参考資料
「冤罪・浦安事件」として被害者側を糾弾する謎のブログ

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