教職員の不祥事に対策強化を要望 県教委に市町教育長 長崎
2010年4月19日 朝日新聞
教職員による不祥事が相次いだことを受け、県教育委員会は16日、県教育関係合同会議と緊急の意見交換会を長崎市内で開いた。市町教育長らからは校長の危機管理能力の強化や、教員を多忙にする通達や通知などを減らすよう求める声があがった。
会合には寺田隆士県教育長ら約150人が出席。参加した市と町の教育委員会からは「対岸の火事という意識があるのではないか」「繰り返しの指導や連携していくことが必要」といった指摘があった。県教委は「市町教委と連携し、信頼される教員をどう育て不祥事をいかに根絶するか、取り組みたい」とした。
県内では3月、不祥事が相次いで発覚した。平戸市立中学校の男性教諭が中学3年の女子生徒とみだらな行為をしたとして、県少年保護育成条例違反容疑で逮捕された。西海市立中学校では、男性教諭が2年の男子生徒に体罰を加え、肋骨(ろっこつ)にひびがはいった生徒の保護者に校長が「打撲にしてほしい」と持ちかけていた。
県教委によると、05〜09年度に懲戒処分となった小中学校教職員は35人。わいせつ・セクハラが10人で最も多く酒気帯び運転や体罰が各6人だった。