ネットに個人情報流出 道教大教授を処分
(06/25 00:01、06/25 01:58 更新)北海道新聞
道教大札幌校の60代の男性教授が開設したウェブサイトから、学生や卒業生61人分の成績などの個人情報が流出した問題で、同大は24日、この教授を減給9973円(1回)の懲戒処分にしたと発表した。
同大によると、減額分は、この教授の1日の平均賃金の半額にあたる。学内の教員らでつくる教育研究評議会が、労働基準法に準じて決めたという。問題のサイトは外部からの接続は制限していたが、学生の名前などを検索エンジンで入力するとパスワードなしで閲覧できる状態となり、卒業後の進路や専門科目の履修状況、合否結果などが流出した。
同大の本間謙二学長は「誠に申し訳ない。個人情報の管理体制をいっそう強化する」とのコメントを出した。