給食費321万円着服、小学校事務長を懲戒免職

給食費321万円着服、小学校事務長を懲戒免職
2010年7月14日11時48分 読売新聞

 保護者や職員から集めた給食費計約321万円を着服したとして、愛知県教委は14日、同県常滑市立常滑西小学校の河崎龍夫事務長(56)を懲戒免職処分にした。

 発表によると、河崎事務長は2008年4月から同校に勤務し、会計処理などを担当。通帳や印鑑を管理する立場を利用し、今年5月までの1年間で計24回、給食費を不正に引き出して着服していたという。

 5月になって、支払先の同市の給食共同調理場から「2、3月分が未納になっている」との督促があり発覚した。市教委の調査に対し、河崎事務長は着服を認め、「パチンコや競艇などに使った。年度末までに穴埋めするつもりだった」と説明したという。着服した金は全額弁済されたが、市教委は業務上横領容疑で常滑署に被害届を出した。

 また、インターネットの掲示板サイトに外国人男児のわいせつな画像を投稿し、千葉県警に児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で書類送検されたを停職3か月(15日付で辞職予定)の懲戒処分にした。

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