定年後寂しくて…110番通報3日で174回 静岡

定年後寂しくて…110番通報3日で174回 静岡
2010年10月22日20時14分 朝日新聞

 いたずらの110番を3日間で174回かけたとして、静岡県警通信指令課などは20日、同県藤枝市の元中学教諭の男(62)を偽計業務妨害の疑いで静岡地検に書類送検した。元教諭は「寂しかった」と容疑を認めているという。

 同課によると、元教諭は今年5月16〜18日、酒に酔った状態で、174回にわたって自宅からいたずらの110番通報をし、身の上話をしたり、無言電話をしたりして、県警の業務を妨害した疑いがある。元教諭は一人暮らしで、教職を定年退職した後、「話し相手がいなかった」と話しているという。

 昨年1年間にあった110番通報約16万件のうち、不要または緊急ではない通報は約5万4千件で、33%にのぼった。「トイレがつまった」「新聞が届かない」という電話もあるという。

 今年1月から今月20日までに、県警がいたずらの110番で検挙したのは14件で、昨年同期の4件から大幅に増加している。同課は「本当の110番通報の回線を確保するため、いたずらには厳しい姿勢で臨む」としている。

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