柔道金メダリスト・内柴被告 二審も懲役5年

柔道金メダリスト・内柴被告 二審も懲役5年
東スポWeb 2013年12月11日(水)16時48分配信

 2011年9月、九州看護福祉大学(九看大)の女子柔道部員(当時18歳)への準強姦罪に問われた、柔道のアテネ・北京五輪2大会連続金メダリスト・内柴正人被告(35)の控訴審判決が11日、東京高等裁判所で行われた。金谷暁裁判長は、懲役5年の一審判決を支持し、控訴を棄却した。

 傍聴席75席を求めて集まった人の数は232人。金メダリストの前代未聞の裁判は相変わらず関心の高さがうかがわれた。

 内柴被告は白シャツに黒のカーディガン、紺のチノパン姿といういつもの服装で入廷。これまでと違っていたのは、厳しい表情でうつむき加減だったことだ。

 証言台に立ち、金谷裁判長から「判決を言い渡す」と告げられると、か細い声で「ハイ…」。続けて「控訴棄却する」と告げられ、ガックリとうなだれた。

 内柴被告は一審で性行為自体は認める一方、「合意があった」と無罪を主張。しかし、今年2月の一審判決では女子部員が酒に酔って抗拒不能の状態だったこと、そして同部員の証言の信用性を認め、実刑判決が下った。

 控訴審で内柴被告の弁護側は女子部員の証言の信用性を崩そうとしたが、金谷裁判長は「被告人の証言が信用できない」と斬って捨てた。判決内容を聞く内柴被告はずっと下を向いたまま。金谷裁判長から「本件の控訴棄却する。わかりましたね?」と念を押されても、口を閉ざした。だが、悔しかったのだろう。最後は傍聴席をにらみつけるように見渡して退廷した。

 女子部員の弁護士は「証拠をあらためて精査し、慎重に検討を加えた上で内柴被告が有罪であることを再確認した判決であり、高く評価できる。(中略)内柴被告には、早く罪を認めて、刑に服してもらいたい」(原文ママ)とするコメントを発表した。

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