プール清掃でのど渇き…夏休み出勤校長がビール
読売新聞 2010年11月10日(水)10時41分配信
大阪市は9日、昼食時にビールを飲み、酒気を帯びたまま勤務したとして、市立小学校の男性校長(60)を減給1か月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。
市教委によると、校長は夏休み中の8月30日、プールの清掃のために出勤し、昼休みに教諭ら数人と学校近くの飲食店で食事をした際、生ビール2杯を飲んだ。昼食後、校内に戻り、中断していた清掃を再開するなど勤務を続けた。9月下旬に市教委に匿名の通報があり、発覚。校長は、「炎天下でプールの清掃をして、のどが渇ききっていた。夏休みでたがが緩んでいた」と話しているという。
市はほかに、出張中に遊園地で遊ぶなど職務を放棄した病院局の男性診療放射線技師(41)を停職1か月、パチンコ店で財布を盗んだゆとりとみどり振興局の男性技能職員(39)を停職2か月の懲戒処分にした。