疑惑直後退職…別の市立小で臨時講師、女児わいせつ容疑で逮捕
産経新聞 2010年12月16日(木)12時55分配信
大阪府岸和田市の小学校に勤務する臨時講師の男(23)が、以前勤めていた大阪市の小学校で女児の体を触ったとして、強制わいせつ容疑で今月上旬、大阪府警に逮捕されたことが16日、捜査関係者や両市への取材で分かった。男は容疑を否認しているという。
逮捕容疑は9月下旬、学校内で女児を抱きかかえ、体を触ったとしている。
女児は一時、不登校になり、9月末に家族が大阪市教委に申告。男は同市教委が調査を始めた直後に自主退職したが、10月下旬に岸和田市に採用された。
男は、岸和田市教委の採用面接で「大阪市の小学校で臨時講師をしていたが、前任者が復職したので辞めざるを得なかった」と説明していた。
岸和田市は「採用時に前の学校での勤務状況を確認する規定はなく、本人の話を信用した。わいせつ行為の情報を把握していれば採用は見送った」としている。